ちゃこブログ

お絵かきとUnityとBlenderと日記

【OuterWilds】新米宇宙飛行士の航行記録

※本記事はnoteからの転記です
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OuterWildsプレイ後の余韻だけでプレイ日記を書こうと思ったら短編小説ができてしまった件について。

⚠ネタバレを含みます。よく言われていることですが、Outer Wildsをプレイする予定の方は決してネタバレせず楽しんで下さいね。

プレイのきっかけ

Astroneerをプレイしているときに宇宙つながりで友人に紹介してもらいました。あまりこの類のゲームはプレイしないのですが、何やら面白そうだなと思ったので購入しました。
友人も私のゲームの様子が見たいとのことで、このゲームをプレイするときに画面共有しながら進めました(笑)ゲームで迷ったときの助け舟になってもらいました。

プレイ前に教えてもらった情報はこのようなものでした。

ロケットで自由に星を探索できる
20分ぐらいに1回世界が滅びてループする
真相を知っているとすぐクリアできる

これは私が宇宙の眼にたどり着くまでの日記のようなものとなってます。書いてるうちに気がついたら短編小説レベルの文字数となっていてびっくりしてます。テンションだけで書いたので破綻してる文章が多々あるかもしれませんが、興味があればどうぞ。

航行記録:起

まず最初にいうと私は文字を読んで理解しながら進むのがかなり不得意です。Undertaleでトリエルの話を一切聞かなくて最初にやばいルートに入りかけた実績があります。そんなわけで、このゲーム全体的に苦手要素が多かったんですが航行記録なる神機能でなんとかついていけました。最初の星ではかろうじで以下のことを理解しました。

自分が人間ではない生命体であること
Nomaiという自分たちとは別の優秀な生命体がかつて生きていたこと
宇宙に旅立つことを強要されていること
Nomaiの像に何らかの影響を受けた

最初にSlateと話した時になんだ宇宙人か、早く人間の世界に帰らなきゃ!と考えて探索してたら、なんと自分の同胞だったということに気が付いてびっくりしてました(笑)どうやら自分は変な生き物の新米宇宙飛行士らしい。Slateはおじいちゃん的な威厳と優しさ感じるのでとても好きです。ループのたびにちょいちょい話しかけてました。

同胞の探検家たちが旅先の星で楽器を演奏していることを確認しました。きっとこの人たちに会いに行く必要があるんだろうなと感じました。ただ、実際に何のために宇宙に行く必要があるのかこの時点では全然理解してなかったです。

今いる星も探索できそうだなと思い、木の炉辺から探索をスタートしました。最初に見つけたのは気色の悪い植物です。この中に偵察機を入れて撮影しろといわれたときはめちゃくちゃ躊躇するレベルの気持ち悪さでした。偵察機を入れてみると、どう考えても見た目の大きさに見合わない空間があることがわかりました。明らかにヤバイ物体です。
最初の謎はここからでした。シグナルスコープを向けると、Feldsperの演奏が中から聞こえます。私は最初の街でFeldsperのハーモニカがどこかの星から聞こえてきたのをしっているので、なぜここから音がするのか不思議でした。でもこの中には入れないみたいなので、最初に探知した遠くのシグナルへ目指す必要があると思いました。偵察機を入れると重複信号って表示があるのも気になりました。
ちなみにここに来るまでに3回ほど探査艇を爆破させました。Slateブチギレ案件です。しばらくこんな調子だったので、長い間生きていられなかった為に太陽が爆発するというのを知るのがかなり後になってからでした(笑)
木の炉辺探索は、Nomaiに対する懐疑心を生み始めました。防御殻が必要だとか、灰の双子星プロジェクトがなんとかかんとか…そしてループするときに出てくるあの仮面のようなものがいくつも並んでいる映像。Nomaiは一体何をしようとしていたのか、怪しさ満点です!

木の炉辺だけでは何も進展がなさそうだったので、早速宇宙へ飛び出します。Eskerに会いにアトルロック寄ってみました。この人もおじいちゃん的な雰囲気を感じる同胞です。月から宇宙を眺めながら口笛を吹いているのはなんだか物憂げです。
謎の裏側には謎の遺跡?があります。この装置は何かを探索してその方向を示す装置だといいます。しかしこの装置はうまく行ってないらしい?何の話をしているのかさっぱりわからないです。

次に脆い空洞へ向かいました。なぜこんな名前の星なのかと思いながら到着すると理由が分かりました。この星、中身がすかすかだし崩れてる!中心にあるブラックホールが怖すぎたので、Riebeckに挨拶してすぐさま退散しました。なんだ表面完全性っていうのは。あんな場所でキャンプしてるRiebeckは理解できませんが、優しそうな同胞だったので好感が持てました。バンジョー弾いてるのも良いですね。
2回ほどアレに吸い込まれて、死んだかと思ったら宇宙のどこかに漂っているのはなかなかシュールでした。(この時点で瞑想とかも知らなかったので必死でガス切らせて自殺してました)地上探索でも隕石が降ってきて危なくて満足に探索できませんでした。得られたのは量子関連の情報が多かったです。量子的な物体についてNomaiは研究をしているようです。

次は巨人の大海へ向かいました。Gabbroは話題によく上がっていたので覚えていました。あの怪しいNomaiの石像を持ってきたすごい人らしいです。もう1つの像を持ってくるために巨人の大海へ向かったそうな。きっと重要人物だろうと思って会いに行きました。話しかけると彼が同じループ能力持ちだというのに驚きました。Nomaiの石像とループの関係性を理解しました。
しかし、せっかく同じ仲間を見つけたのにGabbroはハンモックでラッパを吹いてるだけでなんだかやる気なさそうです。寝っ転がりながら話しているし、なんでやねん〜。(ちなみに楽器はフルートらしいです)また、彼からは瞑想して次のループへ進めること教えてもらいました。こんな機能あったなら早く言ってよ!

この辺からだんだん何故?という感情を抱き始めます。Nomaiはこの星系で何をしていたのか。なぜ彼らは滅びたのか。なぜ自分はループするのか。この世界に散らばっているものは、何か大きな真実につながるのだろうと実感しはじめました。

巨人の大海での探索も続けたいですが、重力も大きくて動きづらいし竜巻に飛ばされてイライラしたので、先に別の同胞へ会いにいくことを優先しました。燃え盛る双子星に向かいます。Chertも各所にメモが散らばっていて覚えていました。めちゃくちゃサイズが小さいしエッグヘッドでキュートですね(笑)彼は星図を更新しているそうです。太鼓叩きながら出来るか!
最初の星で灰の双子星プロジェクトというワードがでてきたので、燃え盛る双子星では本件についての情報がたくさん得られるかなと思いました。最初に来たときは砂が移動している・・・だと!?と驚きましたが意外とあれに巻き込まれて死ぬことはなかったですね。巻き込まれて事故って瞑想することは良くありましたが。
ここで初めて脱出ポッドを見つけました。ここにあるのは2番目のものだそうです、他にもあるんですね。ん?脱出?何があった?良く分からずですが、Nomaiはここに墜落してこの星の中の洞窟にシェルターを作り暮らしていたことが分かりました。ここを太陽なき街というそうです。鶏頭なので、3歩あるいたら文章を忘れてしまうために迷路は苦戦しました。友人に文章をちゃんと読めと怒られました。外部の探索はあまりできなかったけど、とりあえずこの星で何らかの実験を行っていたことは分かりました。
ちなみに、この星でようやく太陽の爆発を知りました。重力砲にやっと辿り着いた~!と思った刹那、なにやら光が迫ってきて死んでしまいました。あの曲の後に訪れる爆風はトラウマものです。後々の探索でもこのタイムリミットにはかなり邪魔されました。
また、ここで太陽ステーションという単語が現れます。そして、これの建設に真剣な議論が行われている様子の記録。プロジェクトに必要なエネルギーを得るために建築する必要があるが、失敗すればあらゆる生命が死滅すると言っているNomaiがいます。太陽が爆発しているということは、太陽ステーションで何かが起こっているに違いありません。大変危険な施設です。

太陽ステーションはさておき、次はFeldsperがいる闇の茨に向かいます。Feldsperは村ではとても尊敬されていましたが、最近になって消えたと心配されている人です。そんな彼の信号が探知できる惑星は見た目も名前もやばいところなので一番最後にしてました。しかし待ち受けていたのは恐ろしい生き物…アンコウです。化け物がいるなんて思わなくて、深夜にガチな絶叫しました。双子星でアンコウ化石の高台という文章を見ていたので、きっとそこにコイツの攻略法があるのだろうと思ってここは後回しにしました。
ちなみに「タイムリミットは60秒」という実績は闇の茨に向かう途中最速で太陽に突っ込んで解除されました。自動運転には気を付けましょう。

また、よくブラックホールに落下してしまう私に友人からの助言で、ホワイトホールには施設があるとヒントをもらいました。ホワイトホールに行ったらすぐ自害してましたが、探索してみると確かに施設がありました。なんと、親切なNomaiが自分のようなおっちょこちょいのために、ここから脆い空洞へワープできる装置を作ってくれていたようです。これがホワイトホールステーションなる施設らしい。自分の真上に目的地が来ると、その瞬間にワープできるようです。本当にワープができて、Nomaiすげえ!ってなりました。ワープ先は旅の途中で見かけた謎の光る遺跡でした。ここってワープ地点だったのか、なかなか重要な情報です。

侵入者というなにやら物騒な名前の星があります。アンコウのような敵性生物がここにもいるのでしょうか。とても着陸しづらいし、探索しても何もなかったので、そのまま次へ向かいました。

量子の月とやらにも行ってみようと思ったんですが、探査艇で飛び込んでも何もなかったようにすり抜けてしまいます。うーん謎。

航行記録:承

この辺りからNomai側の登場人物も見覚えのある名前が増えてきて、ちょっとした親近感を抱くようになりました。翻訳のせいなのか物腰柔い民族に見えますね。
各所を巡ってどのようなカテゴリの話題があるのかが見えてきました。

量子に関する情報が点在している
灰の双子星プロジェクトにまつわる情報が点在している
太陽ステーションが太陽爆発させようとしている
太陽が必ず爆発する

これらの情報から、灰の双子星プロジェクトなるものがこのループと太陽の爆発が関連していそうだと考えました。
このプロジェクトは失敗して太陽の爆発が起こっているんじゃないか、いや爆発が目的なのかも?それとも失敗してしまっために起きたのか?などといろいろな推測ができますがまだ真相はわかりません。
プロジェクトの全貌を理解し、Nomaiが進行しているプロジェクトに何らかの関与が出来れば、この太陽の爆発も止められてハッピーエンド!これが目的だね!と考えながら進めていました。あれ?でもNomaiって昔の人でしょ?昔のプロジェクトがなぜ今関係している?時系列おかしくない?まだまだ点と点が繋がる気配がありません。

各惑星の重要拠点はNomaiの記録で頻繁に話題にされていたり航行記録に表示されたりしますが、そこへ行くことの難易度が高かったりヒントがないとたどり着けないことがわかりました。ひとまずそこへたどり着くことを目的として行動します。

最初に行った重要地点は軌道探査砲でした。探索艇の操縦が下手で中に入るのに苦労しました。毎回ループの初めに爆発している物体の正体がわかりました。重要な3つのモジュールから構成されていますが、探査機追跡モジュールが無くなっていて、発射モジュールは壊れているみたいです。爆発の時に失ったんですかね?
コントロールモジュールのみ無事なようで入れました。深刻な音楽と共に開ける何やらハイテクノロジーな施設。ここにも灰の双子星プロジェクトの情報があります。探査機はここで発射され、発射は成功しているらしいです。しかし発射と共にこの軌道探査砲はかなり壊れてしまったようです。この辺はプレイ中に酔いで意識が朦朧としていたのでかなり情報を逃していました。(ちなみに発射モジュールはクリア後に行ったので重要情報手にいれられずでした)

次は高エネルギー研究所です。時間経過で道が砂に埋まって行けなくなってしまうので起きたらすぐ直行!難易度はそれほど高くなかったので無事にたどり着けました。
どうやらワープの研究をしているようです。足りない頭で理解するのが難しかったので友人に解説してもらいました。ブラックホールからホワイトホールへの移動で若干の時間逆行が見られ、そこで強いエネルギーを加えると逆行時間が長くなるという実験結果を得られたようです。実験ができるとは知らず友人のやりかたを教えてもらいました。うーん、でもこの実験がなんだというのだ?
探索を続けると、22分という非常に見の覚えのある数値が飛び込んできます。これは自分が目覚めてから太陽が爆発するまでの時間ではないですか。このことから、太陽の爆発と自分のループが繋がっていると理解します。仕組みは理解しました。でも、なんのために?
また、プロジェクトに関わる重要施設が砂の星の塔から各所へワープ装置で繋がれていることが分かりました。どこがどこへつながってるかよくわからなかったけど、ホワイトステーションと同じ要領で惑星が自分の真上に来ればワープできそうです。あとでいろんな場所にワープしてみたいと思います。
他にもブラックホール製錬所についての情報がでたので、そちらに向かう必要がありそうです。
燃え盛る双子星でまだ探索が足りてない箇所、太陽なき街の残りを探索します。眼の祭壇という何やら怪しい場所に向かいます。ようやく宇宙の眼が重要な単語であるという推測をし始めます。また、アンコウについての知識も得られました。なんとアレは目が見えないらしいです。なるほど、あいつの近くでエンジンを点火しなければ襲われないんだな。

というわけで、早速Feldsperに会いに行きました。彼も各所でメモを残してたりするので会えた時は嬉しかったです。そしてこの星の構造を理解(?)したので、なぜ木の炉辺にある茨から信号がキャッチできたのかもわかりました。つまりどういうことなんだ。
彼がここに残りたいと発言していて驚きでした。この場所のどこに落ち着く要素があるのか不明ですが、優秀な探検家にもいろんな事情があるんですね・・・。そのほかにFeldsperからクラゲについての情報を得ました。絶縁にしか使えない物体なそうな。巨人の大海のコアには電気が流れていた様子だったしヒントになりそうです。

次に双子星から各重要拠点へワープを試みます。適当な建物に入ってワープして行ってないところを確認します。まずは脆い空洞のブラックホールの鍛冶場がある場所にたどり着きました。しかし、ワープ先にはブラックホールの鍛冶場はありません。どうやらエレベーターみたいになっていて、施設をここに運んでくる操作をする必要があるみたいです。
友人にここでジャンプをするなといわれていたのにジャンプして、一瞬で上にあるブラックホール吸い込まれて悲しい気持ちになりました。そういえば脆い空洞についてまだ全然探索が足りてなかったので、鍛冶場に行く前に脆い空洞の探索を本格的に始めました。
ってかここにブラックホールの鍛冶場があるということは、なんか実験に失敗して大きなブラックホールが出来てこの星が崩壊しているんじゃないだろうか?

脱出ポッド1を発見して、そこから内部へ侵入します。都市にはNomaiの残した記録が点在していました。教育機関などもあるようで、ここにたくさんのNomaiがここで暮らしていていたことがわかります。白骨がそこら中にあるのはなんだか悲しい気持ちになります。
ここにも、宇宙の眼に関する情報が出てきてようやくこれが最も重要な要素かもしれないと理解しました。なるほど、彼らは宇宙の眼を探していているようです。そして、宇宙の眼は宇宙そのものよりも古いという情報もあります。なんだか興味深いですね。
重力砲へ向かいました。よくわからないままに起動したら船がワープしてきました。なんとこの船は量子の月に行っていたらしいです。我々の種族はまだ到達出来ていないらしいので、やはり偉大な民族ですね。しかし船を意図通りに操作できないし、プロジェクトに関する情報もここにはなさそうです。
SolanumというNomaiはご存じの通り特別な子ですが、この時はまだあまり覚えられてなかったですね。ん~たまに出てくる子だなぁという認識。プロジェクトにはあまり関わっている様子がなかったので頭に入ってなかったです。(端から量子関連の理解を放棄しているのもある)

街中で興味深い壁画を見つけました。闇の茨のようなものが船を覆い、そこから3つの物体が逃れるように飛び出ています。ここにいるNomaiはそのうちの1つのグループみたいです。私が見つけたのは脱出ポッド1と2ですが、脱出ポッド3なるものがあるようです。脱出に失敗したとの情報があり、試しに闇の茨に信号の探知をしてみると確かに遭難ビーコンの音がする・・・!あとで行く必要がありそうです。

そしてようやくブラックホールの鍛冶場の場所を見つけます。しかし、たどり着くのは非常に困難でした。空中都市からエレベーターを起動しても戻れなくない!?私は無理やりですが、

探査艇を脆い空洞の上に止めておく
空中都市のエレベーターを操作する
ブラックホールへ身投げ
ホワイトホールステーションから脆い空洞に戻る
停めておいた探査艇から灰の双子星へ向かう
ワープの塔から鍛冶場へワープ!

これで行きました。一回目は探査艇が隕石に破壊されててブチギレそうになりましたが、ちゃんと鍛冶場にたどり着けて良かったです。(よく考えたらブラックホールに身投げするフロー全くいらんくね?)
なるほど、ここでワープに必要な装置が作成されていたんですね。うーん、でもワープがどのようにプロジェクトに関わってるのかはイマイチまだわかりません。
PokeというNomaiが鍛冶場の責任者です。たくさんの場所で名前を見かけるNomaiです。かなり真面目でお堅い性格だけど、ワープコアを作ってしまうような天才で、けれどもどこか優しさがあり、名前も覚えやすくて最も一番印象に残っているNomaiです。ちなみに妹であるClaryとは仲がよさそうで、それ以外の人にはツンツンしている様子で可愛いなと思いました。(ちなみに終盤まで、ここの星が崩れたのはPokeがブラックホールのなんらかの実験に失敗したせいだと思ってました。)

次に南部観測所にまだ行けてなかったので向かいます。前に外から来たときは、外からは入れないというRiebeckのメッセージを見てたので内部から探します。ここへ来るには操作難易度と方向音痴的なところでキツかったです。量子知識の塔からジェットパックで強硬突破しました。
南部観測所には巨人の大海のヒントがありました。軌道探査砲の探査追跡モジュールはどうやら巨人の大海のコアに落ちているそうです。そして、コアへ行くには反時計周りの竜巻に突っ込めばよいとの情報が得られました。逆向きの竜巻があるなんて気づかなかった!
ここにきて、ようやくNomaiの目的やプロジェクトの輪郭を掴み始めます。
Nomaiは宇宙の眼に行くために、眼の信号の発信源を探しています。アトルロックにあった変な装置も、眼の信号の場所を指すためのものだったようです。その装置は失敗に終わっていますが、ここにあるより高性能な装置も探知に失敗に終わり、失望しているようです。それでも諦めず、代替案として軌道探査砲の建設を始めたようです。軌道探査砲の存在の意味がようやくわかりました。
また、Nomaiはここに暮らしていた民族ではなく、眼の信号に導かれてここにやってきたと言っています。最初からここの星系にいた生物ではないということですね。宇宙の眼というのは、プロジェクトの目的になっていそうです。眼とは一体何なのでしょうか?宇宙より古い信号という情報から、科学の領域を超えた神秘的な存在ということでしょうか。Nomaiもそれを知るために探しているようですが・・・ひとまず脆い空洞で探索してないところが終わったら巨人の大海のコアへ向かいます。

実は量子知識の塔に行こうとしましたが、どうがんばっても行けなかったので巨人の大海のコアへ向かいます。反時計回りの竜巻は案外すぐ見つけられてダイブ!コアへの侵入を拒む謎の潮流を超えて、中までやってきました。
まずはコアへアタック。弾かれてしまったので、クラゲの頭にアタック。案の定はじかれて船が壊れます。捨て身タックルを繰り出すも死にかけます。
そこでFeldsperのクラゲの話を思い出します。思い出したくなかったですが、このまま死ぬのももったいないのですから、意を決してクラゲの内部へもぐりこみます。躊躇した時間10分、安全にコアの中に潜り込みました。本当にこいつは絶縁にしか使えませんね。(鳥肌を立てながら)

探査機追跡モジュールの中へ入りました。ここで軌道探査砲に関する情報が完全補完されます。マシンを起動してみると、軌道探査砲と探査機の発射の様子が映し出されます。次に情報を出すとイガグリが表れて、バグったかと焦りました。その次の情報が文字が表れました。なんとこれが宇宙の眼の座標だそうです。宇宙の眼の座標が、Nomai達が渇望していた情報が手に入っていました。な、なんだこれは!?今まで取得している会話情報からは一切発見の記録はなかったはずです。
眼の座標を手に入れるためにここから探査機が発射されていることは分かりました。9百万台の探査機番号、幾度も発射を繰り返していたような数値です。ん?でも目覚めたときには爆発しているし、そもそもこれはNomaiの時代の建造物のはずですが、なぜ現在も発射されているのでしょう。この施設もループしているのでしょうか。実はNomaiは最近まで生きてたのか、実は生き残りがいるのか。何か黒幕がいる?
巨人の大海までやってきたので残りを探索します。量子試練の塔に行きました。脳死で挑むと難しい試練だったと思います。(クリア直前で太陽が爆発するなどした)しかしこれもまた何の話につながるのか未だにわかりません。彫刻工房はアクセス方法が分からなかったのでクリア後に行きました。

航行記録:転

各地にあるNomaiの記録から、当時の様子がようやく明るみになってきました。

Nomaiは宇宙の眼に行こうとしている
目的達成のためには宇宙の眼の座標が必要
宇宙の眼の座標を探すために軌道探査砲で探査機を発射
ワープコアに太陽の爆発エネルギーを加えれば22分過去に戻れる
太陽ステーションで太陽の爆発を起こそうとしている
太陽の爆発の後に必ず自分のループが発生する

恐らくこれが灰の双子星プロジェクトの輪郭だと思います。この情報だけで推測すると、ループの目的は軌道探査砲にありそうです。探査砲の発射を繰り返すために、過去への逆行が必要で、逆行のために太陽の爆発が必要、といったところでしょうか。これが本当であれば正気の沙汰とは思えません。
手元の情報だけではまだ、灰の双子星プロジェクトの状態が見えてきません。成功しているのか、失敗しているのか、進行中なのか、完了なのか。そして誰が毎回探査機を発射させている?誰が太陽を爆発させている?自分はなぜループしている?そして、Nomaiはなぜ滅びてしまったのか。核心に迫ってきました。

太陽ステーションへ向かいます。友人がワープで行けるよとチラっとネタバレしてくれてたので、ワープの塔で唯一たどり着けないワープコアが入り口になっていると確信しました。ゲーマーとしてのカンが冴えてたので、砂の嵩が下がる前に向かえばサボテンを避けて行けそうだなと思い、滞りなく到着することができました。ここに重大な真実があるだろうと、期待を込めて進みます。


太陽ステーションに到着すると、ここが何万年も前から操作がされていないことが分かります。そして、太陽ステーションで行おうとしていた爆発実験は失敗していたという重要情報を見つけました。Nomai自身の手で太陽は爆発させられなかったようです。そして、ステーションは太陽の寿命が来ていると警告しています。つまり、毎回発生している太陽の爆発はなんと寿命だったのです。え?Nomaiの実験で爆発しているんじゃなかったの?太陽の寿命ってどうしようもなくない?どうやって止められるの?大きな絶望感で満たされました。
でも、じゃあ、もしかしたらNomaiのやっているプロジェクトを成功させたら、この運命も変えられるのだろうか?そんなかすかな希望を同時に抱き始めました。
更に追加で、彗星が来ているという重要情報もあります。Nomaiは失敗にめげず、この星を利用しようとしているようです。もしかして、たまに出てきた彗星というワード、これもしかして侵入者のことか・・・?この侵入者という星が太陽爆発のトリガーとなっている可能性もあります。今まで知らなかったんですが、太陽ステーションは時間経過で太陽に飲み込まれてしまうようです。太陽は急激に膨張してるんだなぁ。
Pyeも印象に残っているNomaiの一人でした。太陽ステーションの責任者で、とにかく太陽を爆発させたがっている。とてもテンションが高いNomaiだなぁと思ってました。IdaeaがPyeにドン引きしている場面が多くて面白いです。Idaeaは常識人なNomaiで、Pyeの暴走気味な実験に反対しているところがありましたが、Pyeの実験が結局失敗してしまった際に、落ち込んでいるPyeを慰めているようでした。とても優しいNomaiです。

侵入者へ向かいます。一番影が薄い存在だった星が、ここにきて一気に最重要地点と化しました。ここにある事実でこのプロジェクトの状態が分かるのですから。
最初に来たときは全然探索できてなかったんですが、彗星の裏側に双子星から来た船が凍り付いてました。双子星の重力砲の船って元々ここにあったんですね。無事でいてねというメッセージは、この星の中に向かった二人のことを言っていたんですね。ようやく時系列つながりました。
この星の内部に行けるなんて知りませんでした。どうやって行くんだ?と星をうろうろしているうちに太陽に大接近します。すると、氷が解けていく音が・・・!一回目の接近で内部への道を発見できず二回目でチャレンジしましたが、また発見できず。ってか太陽から離れるとまた凍り始める(笑)3周目の爆発寸前太陽の力で全部溶けるんじゃね?と思って、マップで軌道をみると明らかに太陽に突っ込んでいます。あれ?もしかして太陽の爆発ってこいつが原因では?太陽の爆発に必要なエネルギーが必要で、なお且つこいつが突っ込んでいるなら可能性は高そうです。ん~でも、太陽ステーションは寿命だって言ってるしなぁ・・・
とりあえず割れ目っぽいところで待っていたら、床に穴が開く場所があったので入っていきます。重要地点は全部北極か南極にあると思い込んでいたので、ちょっと時間がかかってしまいました。
内部は幽霊物質のオンパレードでした。死ぬことなく一発で最深部にこられたものの、悲しい事実を目の当たりにします。Nomaiは侵入者のコアによって滅亡させられたのです。おそらくはこの星は幽霊物質の生みの親で、コアが破裂したときに幽霊物質が星系全体に飛散し、Nomaiは瞬く間に滅んだのだと思います。プロジェクトの成功のために希望をもってこの星に来たはずです。悲願のプロジェクト開始の直前、あまりに無念すぎる最後です。
明らかにPokeの死骸、Pyeの死骸があります。彼女らの末路を知って本当に悲しい気持ちになりました。最後まで研究者としての責任感、そして仲間を思う気持ちが記録から伝わってきます。行動の記録からして、Nomaiの時系列最後の記録はこれだと思いますが、そうなるとPyeとPokeだけがこの絶望的な状況を知って亡くなってしまったんですね。救いは・・・ないのでしょうか・・・
今までのNomaiの白骨は明らかに日常生活をしていたかのような場所にありました。白骨は綺麗に残っていますから、何か事故や事件があったとは考えにくいです。この幽霊物質がNomaiの生活を一気に浸食したと考えれば、今まで各所にあった白骨の状態について腑に落ちます。本当に一瞬で滅んでしまったのでしょう。

まだ行っていない場所、脱出ポッド3を探しに行きました。Feldsperとクラゲの情報だけの星だったのかと思いきや、もう一度行く必要があると思うと絶望が続きます。
逃げ遅れた脱出ポッドは茨の奥地にありました。ここのポッドにいたNomai達は命尽きる前に、最後の希望をもって母船に戻ろうとしているようです。そこまでの軌跡をたどると、最後にNomaiたちの死骸を見つけます。記録が生々しくて悲しい気持ちになりました。Nomaiは仲間思いなので、ここの仲間を失ってしまったことがプロジェクト遂行の大きな動機にもなっていそうですね。各所でそのような言及があったような記憶があります。
そして、茨の穴に偵察機を突っ込むと大きな船があります。これがノマイの船ですね。偵察機をそこに突っ込んだまま、もう一つの信号へ向かいます。
道中はアンコウだらけで地獄です。いつエンジンを点火してよいかわからない恐ろしい感覚。しかし、1回目はなんとかたどり着きます。悲しいことに船を探索中に超新星爆発が来てしまいます。もう一度向かうと、アンコウのエサになりました。その次も、その次も・・・本当ここ嫌い!!
ようやくもう一度到達すると、なにやら入力装置があります。もしかして、これに追跡モジュールにあった文字を入れるのでは?メモして入力するも、何も起動せず。うーん間違えたかな。
また、興味深い情報もありました。宇宙が死にかけているとNomaiが言っています。ここの太陽の寿命にも関係しているのでしょうか?

最後に行くべき場所へ向かいます。砂の星の内部にある灰の双子星プロジェクトが最も重要な施設であることは今までの情報からも推測できます。最後にここに行くべきだと自分の中で確信があったので、ようやくここへ向かえると思うと感慨深いです。

ワープの塔で2つのワープコアがあるところから行けるとは思ってたんですが、片方壊れてない?と悩んでました。巻き上がる砂に飛び込んだらなんとかワープできました。
ようやく各地のプロジェクトストーンで見かけていた仮面の怪しい場所にたどり着きました。転送用のデータがここに集まっているようで、作動しているのは3つ。自分の記憶、Gabbroの記憶、そして追跡モジュールの記録でしょうか。ここに記憶が転送されているなんて情報は今までなかった気がしますが、そもそも自分がループするときに出てくる仮面なので、なんとなく理解しました。
私はこれまでの情報で灰の双子星プロジェクトは結果的に失敗していると思いました。しかし、現にプロジェクトは動いていてなおかつ宇宙の眼の座標はしっかりと追跡モジュールに記録されています。プロジェクトは開始されずにNomaiは滅びたはずなのに、なぜ今プロジェクトは進行しているのでしょうか。

太陽ステーションで太陽を爆発させる
太陽が爆発したら、双子星のコアから22分前に探査砲発射をトリガーする
探査機の結果が得られたら再度太陽を爆発させる
この際にデータを22分前に送りデータを蓄積していく
宇宙の眼のデータが得られたら最初に戻る
成功か失敗することによって記憶のデータが送られてくる

YarrowというNomaiが計画を揚々と語っています。彼も各地で出てきてたNomaiでとてもテンションが高く、頼れるリーダー的な存在なんだなという印象でした。
灰の双子星プロジェクトの詳細が語られてます。軌道探査砲の発射トリガーは太陽の爆発だったようで、誰かが発射させているわけではなさそうです。また、最初に出会ったNomaiの石像はプロジェクトの一部だったのですね。どういう理屈かは知りませんが、あの像からこの場所へ記憶が転送されるのでしょうか。記憶の像と結びつけるまえにNomaiが滅びてしまい、全く関係ない民族の一般宇宙飛行士とリンクされてしまったということでした。
記録を見る限り、プロジェクトは本当に開始される直前だった状況での滅亡だったのでしょう。彼らの宇宙の眼に対する執着を肌で感じると、改めてあのような形で滅亡してしまったことが悲しくなりました。

改めて絶望します。プロジェクトは致命的な欠陥が2つあります。1つは太陽ステーションが超新星爆発させられず失敗していること、そしてNomaiがプロジェクト開始前に滅びているということです。開始されるはずのないプロジェクトが開始されている、明らかに矛盾しています。
原因は太陽の寿命以外にありません。太陽はNomaiの時代から長い時間を生きて、我が民族の時代である今まさに、死を迎えようとしているのです。あるNomaiが太陽が自然爆発するのを待っていたら私たちは滅んでいると言っていましたが、まさにそれが今起こってしまいました。誰が意図したわけではなく、誰の管理下にもない状態で、太陽の寿命によってプロジェクトは始まってしまったのです。成功もしくは失敗したら記憶が戻ってプロジェクトを止めることが可能だったはずですが、完了させられる人が誰もいないがために、自分とGabbroはループの中に閉じ込められてしまっていたようです。
プロジェクトが成功するか、もしくは止めることができたのなら、この太陽の爆発も止められるのではないかと信じていました。しかし、太陽を止める力は自分にありません。あるとも考えられません。

プロジェクトを止めればループも止まるので、このまま死ぬしかありません。でも、もし宇宙の眼にたどり着くことができたらどうでしょう。Nomaiの手を離れたプロジェクトが、悲願が、遥かなる時を超えて自分の手元にあるのです。そこに何があるか分かりませんが、ただ太陽の爆発によって死ぬ運命を、何かしら変えることが出来たら。私たちはもう仲間で、仲間たちの悲願はこの自分にしか達成することはできません。

決意しかありませんでした。Nomai達の希望を背負って宇宙の眼に向かいます。

航行記録:終

しかし、その前に量子の月関連をすべてスルーしていたので回収します。正直、もう灰の双子星プロジェクトの全貌が明らかになったので必要のない情報じゃないか?って思いましたが、友人の後押しにより、回収したほうが良いとのことで探索を開始します。この時点でも量子の月とは何なのか、第六の場所とは何なのか、よくわかってませんでした。

まずは量子知識の塔へ向かいます。行き方が全く分からなかったのでヒントをもらって向かいます。あそこへの行き方をすぐわかる人がいたら天才的だと思います。上の階へたどり着くと、何やら偉そうなNomaiが量子の月について語っています。Nomaiにとって量子の月へ行くことは重要な行事らしいです。ここで初めて第六の場所という重要そうな単語を見つけます。第六の場所に行くには祭壇が北極地点になければならないと言います。何を言ってるのかさっぱりわかりません。
ずっとスルーしてましたが、量子の月は着陸できるようです。何度も星に突っ込んでもできなかったですが、友人のヒントにより無事に着陸しました。偵察機を飛ばすのは理解してましたが、飛ばし方を間違えていたようです。(ずっと月に向かって偵察機飛ばしていた)

量子の月に到着すると、一人のNomaiの死骸があります。船のメッセージから、この子はSolanumだろうなと思いました。
そしてパズルゲームの開始です。私は双子星の湖の底にある量子のギミックの意図を理解してなかったので、真っ暗にすると量子的物体に変化が起こることを知りませんでした。そこは友人のヒントをもらいつつ、量子知識の塔で言及のあった第六の場所を目指します。よくこんな仕組みを思いつくなぁ・・・
たどり着いた第六の場所の南極にいたのは、なんと生きたNomai!?!?彼らの滅亡を嘆いている矢先に、こんな出会いがあるなんて思ってもみませんでした。ここでの出会いは本当に驚きだったし、ゲーム中で一番感激したと思います。
話しかけてみるも、何も答えてくれません。そりゃあ言語違うんだし・・・Nomaiが何やらハイテクな杖を利用してコミュニケーションを試みてくれます。ってか各所に落ちてたあの棒ってこういう使い方してたんだ!すごい!(杖を動かしたとき、んぎゃー殺される!?と思って叫んだのは秘密)
NomaiはSolanumという名前だそうです。ここに巡礼に来たNomaiの名前です。最初の場所で死んでいたNomaiはSolanumだと思ったんですが、どうやら違ったようです?
異民族とコミュニケーションするときの手探りな感覚を初めて知りました。Solanumが質問に真摯に答えてくれるのが本当にうれしくて、いろんな質問を投げかけました。出会ったばかりの異民族の自分を友人とも呼んでくれました。自分のコンプレックスの四つ目も素敵って言ってくれました。
しかし悲しい気持ちにもなりました。Solanumは自分に話しかける術を持っていますが、自分はSolanumに話しかけることはできません。Nomaiの末路を伝えることができないのです。Solanum自身も何かを察しているのか、旅の終わりかもしれないと言っていたし、あの死骸はSolanumだろうと確信しました。話す術があったとしても、事実を伝えるかどうかはわかりませんが、読む技術だけでなく書く技術も備わっていたら良かったのになぁ。なぜ遥か昔の、死んだはずのNomaiが生きていることになっているのか、やはり量子の月は不思議なことだらけです。
会話の中で、量子の月は反射の特性をもつという情報を手にしました。日本語がよくわからなかったんですが、干渉する的な意味でしょうか。たしかに、惑星の位置によって量子の月の姿は明らかに変化しています。意識的観測者が宇宙の眼にたどり着いたら?という疑問を投げかけていました。意識的観測者とは、やがて宇宙の眼にたどり着く自分の事でしょうか。生きているSolanumは、もしかしたらNomaiたちの無念を反射しているのかもしれないですね。

さて、最後の探索も終わったので、灰の双子星プロジェクトを完了させ、宇宙の眼に向かうステップへ、自分自身の手で進めていきます。
んで、結局どうすりゃええねん。何も理解できてなかったんですが、友人のヒントでやるべきことを把握します。またあの茨へ行くことになって早速挫けそうです。あの船は壊れているから使い物にならないと思ってましたが、動力源である先進的ワープコアを使うと動くようになるみたいですね。(実際どこかの文書で船は使えるみたいな記述はあったようですが完全に忘れてました)

2020年最大の緊張です。双子星のワープコアをこの装置から外せば、ループは途絶えます。死んだらすべてがおしまいです。
結果的に死にました。それも、宇宙の座標の最後の文字を入力している最中に。なんでだよおおおおおおおおおおおおおおおおお!死亡しましたからのエンディングで腹立つことよ。
このゲームは優しいからループのチャンスをくれました。次も死にました。茨にたどり着く際に探査艇を破壊したため、単身で船へ目指しましたが道を間違えたので終了です。
4回目でようやく任務達成です。ワープコアを外した後に流れるあの曲は、本当にかっこいい演出ですね。もうループしないんだぞって現実を突きつけてくれます。(まあ仕様上ループできるんですが・・・)でもアンコウの声が聴き取りづらくなるからもうちょっと音量さげてほしいですね。このせいで緊張感が20倍ぐらいになってしまいます。座標を入力し、ワープ装置を起動させると、船が動きました。

とうとう、宇宙の眼です。2つの民族の希望を背負ってやってきました。とても恐ろしい場所です。Nomaiはこんなところに行きたかったのだろうか。
死にかけながらもワープゾーンにたどり着くと、なんと博物館。雰囲気がホラーでしかなくて多分このゲームで一番の恐怖を覚えました。茨より怖いよ!博物館の展示品があきらかに自分視点になっています。自分も、Nomaiのおかげで宇宙の眼に辿り着けたと思っているようです。アンコウが滅亡してもだれも悲しむものがいないというのは完全に同意です。しかし、この場所は一体何なのだろうか。
次の場所は森の中で、次々と星系が破壊されるのを見ます。宇宙は終わりを迎えているのだろうか。信号を探知するともう一人の自分がいました。そこで暗転。
次に焚火が現れ、その次にEskerが現れました。椅子が急に出てきたときびっくりしてひっくりかえりました。音楽の信号をたどるとRiebeckの楽器があります。回収すると、焚火の周りにRiebeckが現れました。他の楽器も探します。
優しげな音楽を探知すると骨のNomaiたちが現れて、音楽が急に止まります。皆が上をみているようなので調べると、上から量子の信号を検知。視線を戻すとNomaiは次々と重なっていき、最後にロケットが出現したので乗り込みます。Nomaiのマスクをゲットすると、焚火にはSolanumが現れました。来てくれてとてもうれしいです。Nomaiの音楽は印象に違わずとても優しい音楽で泣きそうです。

これは一体何なのかわかりません。
みんなが楽器を演奏し始めます。みんなの演奏がここで一つの音楽になるなんて思ってなかったので、この演出にはとても感動しました。演奏を辞めると、何やら不思議な球が現れます。
みんなが諦めたような悲しいことを言っています。宇宙の眼に来ても、結局運命は変えられなかったみたいです。

かくして、自分の宇宙旅行と宇宙のすべてが終わりました。

まとめ

悲劇の話だったでしょうか?私はとても悲しい気持ちになりました。NomaiもHearthianも、この宇宙も何も救われてないように思います。
しかし、Nomaiの宇宙の眼への探求心と、Nomaiを知ろうとするHearthianの探求心のどちらもなければ、何も知らないままただ死ぬ運命でした。NomaiとHearthianの数奇な関係が、ただ滅亡するだけの運命を変えたというのは間違いないでしょう。


まとめると私の航行記録はこんな感じ。

自分の星の探索
見てないときにどっかに消える物体の存在を知る
楽器を弾く同胞に会いに行き、過程で見つけたNomaiの情報を航行記録をみつつ集め始める
脱出ポッド2を見つけ太陽なき街で情報を得る
アンコウの対処方法を見つけFeldsperに会いに行く
軌道探査砲
ホワイトホールステーション
脱出ポッド1から空中都市で情報を得る
高エネルギー研究所にたどり着き、ワープの塔を知る
双子星の重力砲
宇宙の眼を認知する
ブラックホールの鍛冶場
南部観測所
探査追跡モジュール
太陽ステーション
侵入者の内部
Nomaiの船
量子知識の塔
灰の双子惑星のコア
第6の場所
宇宙の眼

もちろん要所でヒントをくれる友人はいましたが、こう見ると攻略情報は全く見ていなかったけども、振り返るときれいに攻略を進めたんじゃないかなと思いました。捻くれることなく航行記録と信号を頼りに行くことが重要でしたね。友人のヒントによって確実に5時間ぐらいプレイ時間は短縮されてると思います。
総合時間20時間、この世界を隈なく探索して世界が辿る結末の余韻に浸れるのはとても幸せです。

感想文

Nomaiという民族を知り、彼らの行動の目的を知り、彼らの終焉を知り、自分の身に起きていることを知り、Nomai民族が達成できなかった悲願を叶えるチャンスが自分の手元にあるという真実を知った瞬間のあの感覚は一生忘れることはないと思います。
私はSFがテーマの作品はあまり詳しくありませんが、このSF作品は映画や本などでは得られない、ゲームだからこそ間違いなく唯一無二の体験を提供してくれました。このゲームを熱く紹介してなおかつ一緒にプレイしてくれた友人には感謝しかありません。

ゲームデザインも良く出来てるなあと思います。重要拠点はすぐにたどり着けないようになっています。探査追跡モジュールは二段構え(竜巻、クラゲ)のギミックで情報が隠されてました。また、量子の月も結果的にはクリアに必要ありませんが、量子知識の塔で厳重に情報が閉ざされていて、しっかり探索しないとSolanumには会うことができないように設定されています。ギミックの難易度で情報統制することで、プレイヤーが徘徊する順番が違ったとしても徐々にNomaiの概要がわかるようになるという仕組みになるんだと思います。
ゲーム内ではチュートリアルや順路は明示されていませんが、完全にプレイヤー放置ってわけでもなくて、旅人たちの楽器や量子・遭難信号などのさりげない誘導もしっかり機能していたと感じてます。それでも、クリアは友人のおかげというのは否めないですね。一人だったら多分途中で何も情報を整理できず投げていたかもしれません。なかなか難しかったとは思います。

ゲーム内の音楽が本当に素敵です。ギター(バンジョー?)の曲がとてもノスタルジックです。木の炉辺から飛び立つときの曲のおかげで毎回爽やかに宇宙に飛び込んでいけるのも最高です!また、場所ごとにテーマ曲が設定されていて、ここが重要性の高い場所なのかどうかも音楽が教えてくれます。音楽が印象に残るゲームは、その場面で自分がどういう気持ちだったかか記憶に残りやすいので、いつでもその世界観に浸れやすくなるのでとても良いです。

操作性に関しては徐々に慣れていったのですが、画面酔いだけは最後まで辛かったですね・・・私は嘔吐が大嫌いでどんなにキツくても吐かない不屈の心があるのですが、ガチで4回ぐらい吐きかけてせりあがる胃酸を必死で抑え込んで悶絶しました。(友人に画面共有してなかった普通に途中で諦めてたかもです)


欲をいうと、もうすこしHearthianたちに思い入れができるような作りにしてほしかったです。終盤では完全にNomaiの仲間気取りでしたので。(?)まあよく考えれば、Hearthianがロケットやら翻訳機やらを作らなければ物語は何もなかったわけですから、より一層の感謝を我が同胞にすべきではあるのですがね(笑)木の炉辺に重要ポイントが少なかったのが原因でしょうか?旅人たちの会話も探索を進めると増えていきますが、彼ら自身の話や主人公との関係についてもっと深めてほしいなと思いました。最後に彼らが出てくるということは、主人公自身にとっても大事な存在だったと思うので知りたかったなと思います。

プレイヤーによって情報収集の順番が異なると思うので、このゲームの体験もまた違ったものになると思うと、皆と感想を分かち合いたいという気持ちにさせてくれるゲームですね。だからこそ友人は私のゲームプレイをみたいといったのかなと思いました。

(蛇足)After Supernova

取得漏れや実績解除のために再度宇宙へ捜索しにいきます。

Nomaiの採掘所の間欠泉の下側へは行ってませんでした。一番の驚きの事実、我が民族の祖先とNomaiは会合していたとは…!ColeusというNomaiがつぶらな四つ目を持つ謎の生き物を救ってくれたのだというではありませんか。本当に心の優しい民族だったんですね。こういう情報からもNomaiとHearthianの間に特別な絆を感じられずにはいられません。

Chertの会話回収。うーーんなんで途中で気が付かなかったのか!道中で、Chertとか太陽の目の前にいるんだから何か気がつくやろwwと思って話しかけに行った記憶があるんですが・・・多分着陸失敗してムカついて辞めたんだと思います。
会話は超新星爆発の直前とちょっと前で話す内容が変わるみたいです。絶望感が演出されてます。通常の会話のときも、そんなことが起こるなんて信じたくない…って反応してましたけど、実際に始まるとまずは怒りが、そして諦めるしかないと呆然となる。ループしないからChertにとっては一回だけの体験になるのですが、それはそれで残酷な気持ちになります。主人公がいや俺タイムリープするんでwの選択肢はあまりに心が無い!!

Riebeck会話回収。彼は考古学者でNomaiの文化などを追っているためなのか、Solanumに会うことで会話も更新されていました。Nomaiに会ったと言ってなんの疑いもなく信じて興奮してくれるのが彼らしいなと思いました。そして、会いに行こうとして難しそうと分かると諦めてしまっているのも面白いです(笑)

破壊エンディングもやりましたが演出が怖いです。私の頭が悪いので、なんであれで時空を破壊してしまうのか原理がよくわかってないです。自己エンドはすごく楽しいですね、え?自分こんなイケメンだったん???

ホットショットも3~4時間かけてやりました。他人の動画とかみてもさっぱり良く分からないので、自分なりにやり方を見つけました。太陽ステーションと同じ軌道で、太陽の周りを周回できる操作を覚えてしまえばなんとか行けました。もし最初からこの方法でここに来た人がいたなら、相当ゴリラなHearthianですね(笑)