ちゃこブログ

お絵かきとUnityとBlenderと日記

【blog】C95参加を終えて

本を制作しているときは本当に作業がグダグダで自信喪失モードでした。しかし冬コミ当日は多くの方に手に取っていただき、温かいお言葉等もいただき、今後も前進していこうというモチベーションになりました! 
今回技術書(のようなもの)を作成してみて発見したことや反省したこと、冬コミ参加の際に感じたことなどを忘れないようにまとめておこうと思います。

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技術書の作成

原稿サイズは最初に確認せよ

マヌケにもほどがあるのですが、原稿をA4サイズで作成していました。入稿はB5で行うので色んな作業が台無しになって徹夜する羽目になりました。更に言うと表紙をA5で作成していたという事件もありました。入稿前の修正ではありましたが印刷所への注文を修正も必要だったので迷惑をかけました。何から何まで適当に作業をしていたのは本当に反省します・・・

原稿作成について

原稿作成にはWordを利用しました。今回は本文のフォントサイズは9.5で設定していましたが、少し大きめだったなと感じました。また、余白も超適当に設定していたので違和感がありました。もっと上辺に余裕を持たせるようにするべきでした。原稿提出の際に容量が大きくなりすぎないように画像系は350dpiで統一していたのですがやはり粗さを感じました。原稿自体ファイルサイズは全然大きくなかったので次回から600dpiにしたいと思います。
技術書に関しては作成経験が全くなかったため、この辺は1度本を作成してみないとわからないところだったので今後に生かします。

原稿の進捗を管理せよ

1回内容のすべてを記述してから2~3回全体を見て誤字脱字の確認・修正をすればよいと考えていましたが、複数回見ていく間に内容を追加したり削除したりして進捗が訳わからないことになってしまいました。入稿直前まで本当に本が完成しているのか分からず不安しかありませんでした。原稿の進捗はしっかりタスク管理で可視化しないとダメだなと実感しております。

冬コミの参加に関してアレコレ

申込書は無くさない

冬コミ当日に、参加登録カードと申込書の中に入っている見本誌票のシールを貼っている頒布物をスタッフに提出しなくてはなりません。参加登録カードはコミケ当選後に送付される書類に入ってあるしサークルチケットとくっ付いているため紛失することはないのですが、見本誌票はコミケ参加申込書にあります。冬コミに申し込んで受かってから申込書の所在をすっかり忘れてたのですが、参加前日にようやく見つかって危なかったです。関連書類はちゃんとまとめておこうと反省しました。(普通に受かった後の書類に一緒に入れておいてほしいナ)

とにかく寒い

寒がりなので毛布・ホッカイロ等をしっかりと用意して行きましたが、それでもかなり体が冷えました。座ってるだけで動かない分冷えてしまうのでしょう。防寒対策は絶対に怠ってはならないと実感しました。

1人サークル参加はちょっと辛い

友達がいないので1人でのサークル参加でした。会場前にはトイレを済ませておきましたがそのあとは行くことはできませんでした。お隣のサークルにも迷惑はかけられないし防犯上の理由でも無理でした。また色んなスペースを見て回ることもできませんでした。1人参加は全然無理ではないですが、複数人いた方が心にも行動にも余裕ができるというのが所感です。

購入層

正確に情報収集していたわけではありませんが男女比は9:1、年齢層はかなり幅広いという印象でした。Unityの勉強会等では若者が多めな印象があったので、幅広いというのはちょっとだけ意外でした。

人々は本の内容を見極めている

私自身は欲しいジャンルであれば内容を見ずにそのままポンと買ってしまうタイプ(単に立ち読みをあまりしたくないのもありますが)なので想定していなかったのですが、スペースに来てくださった方のほとんどが見本誌をじっくりと読んでいました。特に、「はじめに」「目次」「あとがき」をじっくり見ている方が多かったです。その章は特に雑に作成したので本当に反省してます。次回から、このような内容を扱っていますよ~とわかりやすく提示する何かを作成したほうが良いと感じました。

嬉しかったこと

作品をほめて下さった方、自分もUnityでアートをしているので参考にしたいと言っていた方、Spineを扱う本があると聞いて飛んできたという方・・・頒布物に関して感想を直接いただけるのも即売会ならではの体験だったと思います。私は本当に口下手なのでスペース主に感想を言ったら困惑させてしまいそうで怖かったのですが、頒布物に関するコメントをいただくのはとても励みになったので積極的にお声がけしたいなと思いました。

総括

一時期ナイーブになってしまったことはあったものの、本の作成も冬コミもとても楽しかったし参加してよかったです。また、文章を書くスピードが早くなってブログの更新もはかどるような気がしています。次回本を出すとしたら来年の後半にある技術書典かなとひっそり計画しております。