【Unity】UnityEditorMemo v2.0公開しました
UnityEditorMemo v2.0をGithubにコミットしました。
github.com
現在AssetStoreへ申請準備をしております。
色々と機能を追加したり変更したりするので、解説していきたいと思います。(GithubのREADMEは現在作成中なのです…)
新機能
カスタムラベル
ラベルが5種類に増えました。また、ラベルの各色に自分で名前が付けられるようになりました。ラベル別にメモを閲覧することも可能です。
UnitySceneMemo
Hierarchy上のGameObjectにメモを設定する機能を追加しました。
GameObjectを選択したときに、プラスボタンをクリックするとメモが作成されます。作成したメモは[右クリック]->[Delete]で削除ができます。
ShowAtSceneを設定すれば、Sceneメモが設定されているGameObjectを選択しているときに、SceneView上にそのメモが表示されます。また、PreferenceでScene上のメモの位置を変更することができます。
この機能が鬱陶しいと感じたら、PreferenceからUnitySceneMemo機能を停止することも可能です。Assets以下のフォルダに保存されてないシーンでは[+]ボタンは出現しません。先に保存してください!
※UnitySceneMemoはエディタがPlay状態になると表示させないようにしてます。技術的問題が解決できず無念…
メモにオブジェクトを添付する
ProjectにあるAssetをメモにドラッグドロップすると、メモがそのAssetを持つことができます。
1つのメモにつき、1つのオブジェクトを持つことが可能です。作業予定のAssetとか添付しておくとすぐにアクセスできて便利です。
シーンのGameObjectを持つことは原則できないのですが、そのGameObjectがSceneメモを持っている場合は可能です。
カテゴリー名の編集
カテゴリーの名前を後から変更できるようになりました。地味新機能です。
仕様変更
メモの保存方法の変更
保存形式を変更したため、バージョン1と互換性がありません。
技術的なことですが、今まではカテゴリーごとにScriptableObjectを生成しデータを保存していたので、カテゴリーを生成・削除のUndoが不可能でした。
今は1つのScriptableObjectにすべて保存しているので、Undoが出来ます。
メモの削除ボタンを廃止
メモを[右クリック]->[Delete]で削除を行うようにしました。
カテゴリーのソート変更
カテゴリー生成順ではなく、カテゴリーの名前順にしました。(前のバージョンで正しく生成順にソートされていたか不明瞭だったけれど…)
いつか実装したい
メモデータをテキスト出力・読み込み機能
ScriptalbeObjectが死んだら復元って無理じゃないですか…?私はUnityを普通に使う(?)ので壊したことはほとんどないんですが、たまに不安になるのでテキストで出力できるようにしてバックアップ機能をつくろうかな~と思っております。
チーム開発向けバージョン
1つのScriptableObjectでメモを管理するので、複数人で作業するにはこのAssetをIgnore設定してもらうしかないです。なのでチーム開発向けではないのです…個人開発向けなのです…。チームでも使えるように開発を検討中です。需要があるのかわからないけどね!
ラベルカラーをカスタマイズ
自分の好きな色使えるようにしたいですよね。
あとがき
自分が得をする機能をたくさん追加できて大満足です。UnitySceneMemoは昔に「Sceneのオブジェクトにもメモできればいいのに…」みたいな要望がありましたので開発してみました。使い込みが出来てないためこれで完成にしていいのか不安です…今後ゲーム制作の中で積極的に使って不便さを解消していきたいです。
要望があればTwitterやMastdonなどお気軽にご連絡いただけると嬉しいどす(^_-)-☆